”もし今日が人生最後の日だとしたら、
今やろうとしていることは本当に
自分のやりたいことだろうか?”
これは、スティーブ・ジョブズ氏が残したとても有名な言葉です。
このジョブズ氏の「質問」は、人生の核心を突き、
世界中の人々に感銘を与えました。
こういった自分に対する問いかけは、
自身の内なる声に気づくことができ、
行動を起こす一番の力となります。
前の記事「理解は癒しに必要か?」で触れた
「理解したい欲求」と関連があるのですが、
人は誰でも、日々頭の中で、自分自身に問いかけ、
自分で答えるという作業を繰り返しているそうです。
その数、なんと毎日3万〜4万回!
そして、その問いをする度に、 脳は忠実に検索作業をするのだそうです。
つまり
「問いをする=検索クリック」 → 「脳はサーチ中」
ということです。
そして脳の検索機能はスーパーコンピューター以上と言われています。
ある意味そうですよね。
この世的にはデータとして存在しない
エネルギー的な部分も検索可能ですから
それはそれは、現在技術では到底到達することも解明することもできない、
最高の機能を持っているというわけです。
だから、何を質問し、
どんな答えを出したかで、
その後の行動・人生は変化していきます。
ですから、前の記事「理解は癒しに必要か?」で振れた、
人生の足取り鈍く、スムースに前に進まない人のように、
理解の欲求に従って
「なぜ私はこんなに出来ないんだろう・・・?」
と検索をかければ、
優秀なあなたのコンピューター脳は、
忠実にその答えを探しに行ってくれます。
「出来ない理由」を沢山集めてきてくれます。
でも、上記の質問の答えが見つかったところで現実は何も変わらない。
厳しい言い方をすれば、それは
「ただの時間の無駄」
「生きている振り」
「一見、そうは見えない現実逃避」
せっかくの最高の機能を、間違った使い方をして
人間関係も、仕事も、なぜか上手くいかない・・・・
ましてや魂の目的なんて・・・・
という感じでしょか・・・・
まぁ、
そういう私も20代のころ、悩んでいると、当時の勤め先の社長に
「あ~、暇、暇、あんた暇なんよ」と言われていました。
言われた私の頭は「???」
「え~・・・暇じゃないです、寝る時間削って働いてます~」
今なら分かりますけどね(笑)
暇人的な時間の使い方でも笑っていられるのは、
せいぜい30代前半までではないのかな・・・・
40歳すぎると、人生の折り返し地点も見えてきますし、
案外時間がないことに気づきます。
逆に、ジョブズ氏を見習って、
ちょっと「理解の欲求」の方向を少し変えて、
自分に「最高の質問」ができれば
「最高の答え」を導き出し
「最高の行動」につなげて
「最高の結果」を
手繰り寄せることができるようになるということです。
でも、多くの人は
日々の仕事に追われ
他人のことで悩み
「自分と対話」する習慣をすっかり忘れてしまっています。
その結果・・・・・
(自分が本当は何をしたいのか?)
(自分の強みは何なのか?)
(自分の魂の目的は?)
そんな内なる声を無視して、
突っ走っている状態・・・・
そして気が付いたら時間だけがドンドン過ぎていく。
もし、あなたもそうなら
一旦、立ち止まって深呼吸して・・・・
「自分への質問の仕方」を変えてみてください。
心と思考と行動が一致し
迷いがなくなった時
自分でもビックリするくらい行動できるし
あなたのハイアーセルフや
その他の応援団のサポートを受け取りやすくなりますよ。